入居について

Q
希望すれば誰でも入居できますか?
A

●年齢が概ね満65歳以上である方。お二人(ご夫婦もしくは3親等以内の血族、1親等以内のご姻族)で入居される場合、いずれかの方が満65歳以上であること。
●必要な費用をお支払いいただける方。
●ご自身で通常の日常生活を営むことができる健康な方、または介護が必要な方で他のご入居者と協調した生活ができる方。(ただし、認知症は入居可)
●自立の方は健康保険、要支援または要介護の方は介護保険に加入されている方。

Q
身元引受人(兼連帯保証人)は必要ですか?
A

原則必要です。身元引受人(兼連帯保証人)には、ご入居者の入居契約上の義務や債務の連帯保証や身柄引き取りの責任が生じます。
なお、後見人制度ご利用希望の場合にはご相談・ご紹介等も承ります。
また、身元引受人を付けない場合は、委任状や看取りの意向確認書のご提出や身柄引き取り等、一定のご準備が整えれば入居は可能です。

Q
「終身利用権」とはどういうものですか?
A

終身利用権とは、入居契約を締結し入居一時金と入居後に必要な費用をお支払いいただくことにより、入居契約に基づいた一般居室(常時介護が必要になられた場合には、介護居室に移動する場合がございます)、共用施設、各種サービスなどを終身にわたり利用できる権利です。
所有権ではありませんので、譲渡・転貸・相続・担保設定はできません。

入居時に必要な費用について

Q
入居時に必要な費用は?
A

一般居室にご入居の場合は、入居一時金と介護に関わる費用の一部である生活支援費、介護一時金を保険的にお支払いいただきます。要支援または要介護の方のご入居の場合は、長期入居者に有利な「全額前払い方式」と初期費用を抑えたい場合の「月払い方式」の選択ができます。「全額前払い方式」をお選びいただいた場合は、想定入居期間を超えてご入居頂いた場合の追加費用は頂きません。

Q
生活支援費や介護一時金は何に使われますか?
A

生活支援費は、ご病気になられた時の一時的な看護・介護費用、要介護状態となられた場合の介護申請までの期間に必要なサービスの費用等となります。
介護一時金は、手厚い介護を維持するために必要なスタッフ(看護職員、介護職員等)の人件費となります。
※通常、介護職員および看護職員と介護の必要な入居者との割合は、職員:入居者=1人:

3.0人ですが、当ホームは1人:2.5人(常勤換算による)となっています。

Q
年齢に関係なく、入居一時金は同じですか?
A

年齢や、自立・要支援または要介護度によって異なります。

Q
途中で退居した場合、入居一時金は返還されますか?
A

次の返還金算定式に従って入居一時金の未償却分を返還いたします。
なお、入居一時金については、ご入居(償却開始)からご退居までの入居経過月数が償却期間月数未満の場合は、月割で残月数分の85%を返還いたします。償却期間月数を超える場合は、返還されません。
ただし、平成24年7月1日以降は日割計算となっています。概算的には月割でもほとんど同じです。

入居一時金返還金=入居一時金×0.85×(償却期間-入居経過期間)/償却期間

※償却期間5年(60ヶ月)~10年(120ヶ月)を超えた場合は、退去時の返還金はありません。
※償却期間を超えても新たな入居一時金のお支払いは不要です。

Q
入居一時金は保証されますか?
A

入居一時金は、万一の場合に備えて(社)全国有料老人ホーム協会の入居者基金に加入しますので、お一人500万円の保証がございます。入居一時金が償却し終えた場合でも同様の保証が継続されます。

月々の諸費用について

Q
管理費はどういうものですか?
A

共用施設等の水道・光熱費、維持管理費、事務費、管理部門の人件費などに充てられます。

Q
毎月の生活費はどのくらいかかりますか?
A

●管理費 一人入居:100,100円(税込)  二人入居:134,200円(税込)
●食  費 1日3食・30日間ご利用されたとして、58,350円/人
ご夫婦で入居される場合は、お二人合わせて85,050円になります。
●光熱費等  
一般居室および介護居室に移行の一般居室の電気、電話は各居室ごとの契約となり、料金はご本人にご負担いただきます。
2階介護居室の電気代は介護一時金に含まれます。
その他実費負担として、おむつ代や入居者様専用の場合の車イス等の介護用品費、疾病時の医療費、要介護者の介護保険自己負担額、理美容代金等が必要です。

※物価や人件費、諸経費の変動、ご提供するサービスの内容に変更があった場合などには、皆様に十分ご理解いただいた上で、価格を改定させていただきます。
※管理費、食費、その他諸経費のお支払いは、当社指定金融機関(現在は『西兵庫信用金庫』のみとなっています。)のご入居者の口座から 毎月末日締め切り翌月末日に自動引き落としさせていただきます。そのため、入居時に1か月分の費用を前払いしていただきます。

居室について

Q
居室のタイプにはどのようなものがありますか?
A

居室には以下のタイプがあり、タイプにより入居一時金が異なります。

一般居室A~Cタイプ       (お一人用)28.50平方メートル~39.10平方メートル
一般居室(夫婦室)D~Jタイプ (お二人用)47.42平方メートル~66.55平方メートル
2階介護居室                24.05平方メートル~30.26平方メートル
※タイプA~Cにお二人のご入居はできませんが、タイプD~Jにはお一人でもご入居いただけます。

Q
部屋の設備、特徴について教えてください。
A

●各部屋はケアコール対応になっています。
●各部屋にベッドおよび布団等を備え付けています。
●床はすべてバリアフリーで、トイレ、浴室には手すりがついています。
●各部屋にエアコン、カーテンを標準装備しています。
●各部屋のトイレ、洗面所、浴室にもケアコールがついています。
●F・G・H・Iタイプには収納に便利なウォークインクローゼットを設置しています。
●キッチンには電気調理器を使用しています。
●一般居室は電話回線が引き込まれていますので、インターネットの接続が可能です。
※家具調度品のお持ち込みには、危険でないものや移動のさまたげにならない範囲で特に制限はありません。

Q
部屋の内装、修繕はどのようにすればいいですか?
A

内装の変更や手すりの設置には事前の届け出が必要で、退居される際に原状回復していただきます。
カーペットや壁紙などの内装の変更に要する費用、修理・修繕の費用は、各自のご負担となります。内装の変更や修理・修繕などはすべて当方で行います。費用については、当方よりご入居者にご請求いたします。

Q
退去時の修繕費用はどうなりますか?
A

一般居室のカーペット、壁紙などの取り替え費用は、各自のご負担となります。
ただし、「月払い方式」のときは、衛生および清掃費等として入居期間の長短を問わず保証金の1ヶ月分を負担することで、カーペットや壁紙などの取り替え費用やガラス・サッシやクローゼットの扉等の修理・修繕費は免除されます。

Q
居室に家族や友人は宿泊できますか?
A

コロナウイルス感染症予防のため、ご宿泊頂く事はできません。ただし、お看取りの時期には、特例として近親者2名程度までであれば、付添いとしてご宿泊頂くことが可能です。

医療について

Q
日常の健康管理はどのように行われるのですか?
A

●検温・血圧・脈はく等のチェックを実施します。また、希望があれば随時無料でチェックいたします。
●健康相談を嘱託医が行うほか、兵庫県健康財団による定期健康診断を年2回実施します。
●人間ドッグを希望される方は別途実費費用がかかります。医療機関については、指定はありませんのでご紹介等お手伝いさせていただきます。
●お一人おひとりの健康データを継続的にチェックし、がん、心臓病、脳卒中などの病気の早期発見、早期治療に役立てます。
●施設内で、看護職員が常時しており、日々の健康相談(無料)を承ります。

Q
病気になった場合は?
A

ケアスタッフおよび看護職員が嘱託医と相談し、連携して対応します。
救急搬送や入院時の対応は、ご家族へ一報を入れた上で、スタッフが同行します。病院での諸手続きはご家族での対応が必要となりますが、物品のお届けや退院時のお迎えなど、当方にて対応致します。また、協力医療機関である「医療法人社団景珠会八重垣病院」の場合は、郵便物の受け渡しや洗濯の回収、ご依頼事などのご用を無料で承ります。ただし、それ以外の医療機関については別途費用がかかります。
※当ホームでの服薬の管理は、看護職員が管理させていただきます。

Q
医療体制はどうなっていますか?
A

日々の健康管理を当ホームの看護職員が行い、お変わりがあれば嘱託医へ報告し指示を仰ぎます。また、かんだ内科クリニック(診療科目:内科・循環器内科、呼吸器内科)もしくは、うえだハートクリニック(内科・循環器科・小児科・訪問診療)の医師が定期的に嘱託医として、健康相談のために来訪くださいます。
緊急時には、嘱託医に相談または往診して頂き、ご本人やご家族の意向を確認した上で、協力医療機関である「医療法人社団景珠会八重垣病院」や、既住歴や症状等により脳や心臓等の専門病院へ救急搬送させて頂きます。

医療法人社団景珠会八重垣病院
主な診療科目:外科・内科・眼科・整形外科・リハビリテーション科・消化器科・皮膚科・放射線科・麻酔科
協力内容:緊急時の対応、高度医療を必要とする場合の入院、治療
※協力医療機関とは、診療・入院などの協定を結び、入院手続きや施設サービス等を受けられる医療機関のことです。
従って、救急の場合を除き、医療法上、ご入居者が優先的に扱われることはありませんので、ご了承ください。

Q
医療費は生活支援費、管理費に含まれていますか?
A

含まれておりません。健康保険または公費で給付される費用以外の一部負担金やその他の着額ベッド代や薬剤費等の支払いは、ご本人の負担とさせていただきます。
※嘱託医および協力病院以外の医療機関への通院・入院等の対応については「介護サービス一覧表(PDF)」の別途料金が必要になります

介護について

Q
身体が弱った場合、家事などを手伝ってもらえますか?
A

必要に応じて、家事・生活支援サービスをいたします。サービスの内容は掃除、洗濯、買い物、郵便物の取り扱い、ゴミ処理などお手伝いいたします。家事・生活支援が常時になったり、心身の具合により介護認定申請を行っていただくことになります。
介護保険の給付開始までは、生活支援費で賄うため無料ですが、サービスの内容によっては別途有料となるものもあります。
※ 「介護サービス一覧表(PDF)」をご参照ください。

Q
軽い病気などで一般居室で治療を受ける場合、どのような介護が受けられますか?
A

生活支援サービスに加えて、食事の配下膳や衣服着脱の介助などを行います。
経過観察や夜間介護の必要が生じた場合は、医師、身元引受人の意見を伺い、ご本人の意志確認を行った上で、介護一時居室にて一時静養していただきます。

Q
要介護状態になった場合、どのような介護が受けられますか?
A

一般居室での生活が困難になられた場合は、介護一時居室で介護いたします。状態が良ければ一般居室に戻っていただきますが、介護一時居室での介護が、一定期間以上に及ぶ、あるいは将来にわたって一般居室に戻ることが困難と判断された場合には、ご家族や身元引受人とご相談し、ご本人の同意を得た上で、2階介護居室等に移っていただきます。
介護サービスには、生活に必要な身体的な介助(衣服の着脱、移乗・移動、口腔ケア、食事、入浴、排泄等々)の他に機能回復や機能維持のためのパワーリハビリテーションを受けたり、レクリエーションに参加されたりすることにも積極的に関わって、入居者の生活がより充実するためのサポートをさせていただきます。
また、24時間介護職員や看護職員が常駐しますので、その点についても安心していただけると思います。

Q
認知症(痴呆症)になった場合、どのような介護が受けられますか?
A

認知症専門の治療が必要になった場合は、当ホームから車で20分ほどの「兵庫県立西播磨総合リハビリテーションセンター西播磨病院」または「揖保川病院」で通院治療を行います。
医療機関と連携して、お薬の服薬管理も行います。

Q
介護の費用はどうなりますか?
A

一時的な介護状態のときおよび介護導入期は生活支援費で、要介護認定後は介護一時金と公的介護保険給付で賄います。ただし、介護保険の1~3割の自己負担金はご本人の負担とさせていただきます。

Q
二人入居のうちどちらかが要介護状態になった場合、どうなりますか?
A

介護状態にもよりますが、ご夫婦一緒に生活される方が良いのか、別々に生活される方が良いのかご本人や身元引受人等と相談しながら判断させていただきます。別れて生活するにしても追加費用は発生しませんのでご安心ください。毎月の費用も変わりません。

食事について

Q
食費の内訳は?
A

毎月29,160円を基本料金とし、お召し上がりになった分についてお支払いいただきます。何も召し上がらなかった場合でも基本料金はご負担いただきますが、長期にわたる外泊の場合等は、事前にご相談ください。
ご夫婦で入居の場合は、お一人が58,350円ともうお一人が29,190円となり、合計87,540円(1日3食30日の場合)になり大変お得です。ただし、一方の方が経管栄養の場合は、経管栄養専用の栄養剤が必要となりますので、それぞれ58,350円/人になります。

Q
食事の内容は?
A

朝食はダイニングルームでの、ご飯、パンの中からセレクトしていただきます。
昼食・夕食は1ヶ月の献立表のとおりに栄養バランスを考え、器等にも工夫をそえて、食事を提供します。
お酒もお召し上がりいただけます(別料金が必要となります)。
※お酒の提供場所は、ダイニングルームまたは居室となり、共同生活室でのお召し上がりは出来ません。また、医師や看護職員の判断によりお酒の提供を中止することがございます。

Q
特別食、治療食はありますか?
A

疾病のある方については、医師の指示に応じて栄養士が適切な献立をつくります。
また、お粥やきざみ食など、お身体の状態に合わせた食事もご用意できます。

栄養だけでなく、好みに合わせた代替食(鶏肉が苦手⇒魚へ変更など)もご用意できます。
費用は食事費と同額ですが、高栄養補助食品や経管栄養食やソフト食の場合は別途費用が発生することもございます。

Q
ルームサービスはありますか?
A

ご自身のご都合で、自室でお召し上がりになりたい場合は、ルームサービス(有料)をご利用ください。ご利用の際には事前のご連絡が必要です。ただし、病気などで、医師や看護職員の指示がある場合は、無料で承ります。

日常生活について

Q
日常生活をサポートしてくれるサービスはありますか?
A

毎日を快適にお過ごしいただくために、以下のような「生活支援サービス」をご用意しています。
〈生活サポートサービス〉
●代行サービス
小包、宅配便の代理受領・新聞などの取り次ぎ ・不在時の伝言・役所や郵便局への所用の代行・書類作成代行・買い物代行
●不在時の居室管理サービス
居室内の換気・植木の水やり
●出張サービス
理美容、指定の銀行、クリーニングの出張サービス
●その他のサービス
荷物の運搬・家具の移動・居室内清掃 ・室内の修理・備品の取り替え・洗濯サービス
※費用については「介護サービス一覧表(PDF)」にありますとおり有料部分と無料部分があります。

Q
入居者同士の付き合いはどうなっていますか?
A

ご入居者同士やスタッフとの交流の場として、イベントやサークル活動、レクリエーションなどがあります。ご参加は任意で、お一人おひとりの生活、ペースに支障のない運営を心がけております。
※入居者同士のお付き合いは、通常の社会常識(マナー)をお守りいただきます。
苦情がある場合は、ご本人に対して直接言わない様にしていただき、当ホームの生活相談員にお申し出いただきます。ただし、中立な立場になりますことをご了承ください。

Q
お部屋へ持ち込む荷物は何でも良いのでしょうか?
A

●火薬、灯油、ガソリン等の発火性の高いものや刃先の長い刀剣類はたとえ公安委員会や警察等の許可があっても持ち込みも所持も厳禁です。
●仏壇の持ち込みはできますか?はい、できます。ただし、ローソクの使用は、法要等の一時的な使用のみとなり、その都度許可を取っていただきます。
●ペットは危険の無い小動物やお部屋外に出たり大きな声が出る心配の無い犬・猫等の飼育については、自己管理が十分に可能と当ホームが判断した場合に限って許可いたします。ただし、入居後において、自己管理が不十分となったり、入居者からの苦情の内容によっては、許可が取り消されることがあります。

Q
年間のイベントやサークル活動にはどのようなものがありますか?
A

●イベント・レクリエーション
毎月実施:誕生会・クッキング

行事レク:お花見・春のおでかけ・夏祭り・敬老祝賀会・秋のおでかけ・クリスマス会

     初詣・もちつき大会など
●サークル活動
 火曜日 2時~ 書道

 木曜日 2時~ カラオケ

 金曜日 10時~ 手芸 

Q
外出する時に、誰かに同行してもらうことはできますか?
A

個別のショッピングや観劇、釣り、ゴルフの打ちっぱなしなどでご入居者がお出かけになる際、事前にお申し出があれば、日程調整が可能な範囲でスタッフが同行いたします。本サービスは有料となります。

防災・安全対策について

Q
建物の安全対策はどうなっていますか?
A

●建物は、神戸淡路大震災後の建築設計基準をクリアした耐火・耐震構造で、防災には十分配慮しております。
●居室や共用スペースには火災報知器、消火器、スプリンクラーなどを設置しています。
万一、火災が発生した場合には、火災報知器、非常放送でお知らせし、スタッフが迅速に皆様を避難誘導いたします。
●非常時に備え、定期的に防災訓練、避難訓練を実施します。皆様のご協力をお願いいたします。
●ご入居者様の過失による場合は、損害額を賠償しなければならないことがありますのでご注意ください。

Q
緊急時はどのように対応してもらえますか?
A

●各居室に、ケアコールを設置しています。
ケアコールは、各居室のトイレ・洗面所・浴室、大浴場、共用スペースの各所に配備し、ボタンを押すと健康管理室・ケアステーション等につながり、看護職員およびケアスタッフが駆けつけます。
●火災報知器、スプリンクラーなどのセキュリティシステムを設置し、火災発生時に備えています。
※たつの市消防署新宮分署が当ホームより約400mのところにあり、救急車の出動も迅速です。